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電力流通に必要不可欠な中継点である、超高圧系(500kV)から配電用(6.6kV)に至るまでの数々の変電所。これらの改良・拡充工事をはじめ、変電所を構成する全設備の保守メンテナンス。
電気の流れをコントロールする、中央給電指令所をはじめとした給電制御システムの構築。
様々な事故や災害のリスクから電力設備を確実に守る、保護継電器システムの工事、保守メンテナンスなど。人々の暮らしを支える電力インフラ全体のシステムを、当社の総合エンジニアリングが支えています。
稼働中の変圧器から絶縁油を採取・分析することで、絶縁油の劣化状態がわかります。変圧器から採取した絶縁油の酸価、絶縁破壊電圧、体積抵抗率、水分などを測定して、その数値から絶縁油の性能を診断します。継続的に絶縁油の性能を管理することで、変圧器の維持管理に役立ちます。
稼働中の変圧器から絶縁油を採取・分析することで、変圧器の異常の有無がわかり、大がかりな電気的試験に比べ作業が簡単で費用も安価。 内部で異常が発生したときに絶縁油に溶解する発生ガスを分析して、種類や組成、量などから現在の変圧器の状態を診断します。長年の研究と経験で培った膨大なデータをもとに開発した分析・診断システムを駆使して、高い正答率の診断結果を迅速に提供します。
稼働中の変圧器から絶縁油を採取・分析することで、変圧器の余寿命がわかります。油入変圧器の余寿命は絶縁紙の劣化状態に依存します。絶縁紙が劣化して生成されるフルフラール、CO、CO₂を分析して、生成量から変圧器の劣化度と余寿命を診断します。変圧器の余寿命を知ることで計画的に変圧器の更新を行うことができます。
高圧ケーブルや高圧電動機の絶縁は、経年や環境条件により著しく劣化が進行するケースがあります。 “EIC”は、各種測定手法の組み合わせによる当社独自の絶縁劣化診断技術。各拠点に配備した診断車でお客さまのニーズに迅速に対応、膨大な過去データに基づく信頼度の高い当社の診断技術を、お客さまの設備管理のグレードアップに是非お役立て下さい。
受変電設備で使用される機器の油入りブッシングの内部で絶縁劣化が生じると部分放電が発生します。これに伴って放射される電磁波の検出により、初期段階で絶縁劣化を見つけることができます。簡易型測定で放電の有無を確認し、放電があれば精密型測定でその位置と大きさを特定する、ムダのない確実な診断によりお客さま設備の災害未然防止に貢献します。
お客さま構内の電力系統において電圧や周波数の品質が低下すると、重要負荷や自家発電設備が停電するなどの大きなトラブルに至る場合があります。これらの電気的現象はシミュレーションすることができ、その結果を用いて原因の調査、再発防止の対策、設備保全の方針について検討します。
稼働中の変圧器から絶縁油を採取・分析することで、PCB含有の有無がわかります。PCBの特性を研究し、培ってきた技術力をもとに、正確な分析結果をご報告します。サンプリングから分析結果のご報告まで一貫してお任せ頂けます。
独自に開発したPCB無害化処理技術で、処理プラントの設計・施工から点検・保守までのサービスを提供。微量PCB汚染機器の処理技術として、「現地洗浄処理」「課電自然循環洗浄処理」、「焼却処理」の3つの処理メニューからベストな処理方法をご提案します。「現地洗浄処理」は、大型・超大型機器を移動や解体することなく、現地で洗浄し無害化する「溶剤循環洗浄法」で特許を取得。安全・安心・確実・経済的に処理を行い、お客さまの環境保全への取り組みをサポートします。
変電所系統保護継電装置点検
保護継電器には設定した通りの動作が求められています。そこで、保護継電器の仕様やメーカーに合わせた適切な試験器を選択し、試験器が出力する電圧・電流の大きさ、位相を自由に操り、模擬的に事故状態を作り出すことで、設備の健全性を確認しました。
嶺南変電所500kV配開改良工事
H20〜30年の10年間におよぶ500kV変電所全面改良工事。現状調査により課題を抽出し、課題解決のために新たな工法開発を行いながらH30.7月に工事が完了しました。これにより鉄構改造、500kV変圧器解体再組立、架線工事に新工法を確立。現在もなお、500kV改良の工事課題に全力投球で取組んでいます。
保護継電器盤現地改良工事
お客さまのニーズに応じて、現状の既設盤に高機能汎用型保護継電器を組み込むことが出来ます。
500kV能勢変電所新設工事
極めてタイトなスケジュールの中、土木基礎工事と電気(鉄構組立)工事を同時に施工し、電力系統信頼度向上に貢献しました。